不妊検査始まります(男編)
さて、前回は女性側の避妊検査について軽く書きました。
今回は男性側の検査についてです。
男性の不妊検査でまず行われるのは、やはり精液検査ですね。
性交後検査時に確認された精子達の状態から、どのくらいの量の精子がでているか?
また、活動量や形が悪いものがどのくらい混ざっているのか、を検査いたします。
簡単ですね、射精すればいいだけです。
しかし病院によっては、射精後2時間以内の提出や3時間以内と差はあります。
私は2箇所で検査をしました。
1箇所目は2時間以内、2箇所目は3時間以内でした。
どちらもタッパーを小さくしたような容器を渡され、3〜5日の禁欲を経ての採取です。
自宅で採取する場合もありますし、病院の男性ケアルーム(笑)という射精部屋が用意されている場合もあるので、検査を受ける場合は病院に確認してみましょう。
採取された精子は新鮮なうちに特殊な機械で検査が行われます。
WHOにより、標準精子量の基準値がだされていて、以下の通りの数値です。
・精子量 1.5ml以上
・総精子数 3900万/全精液量 以上
・静止濃度 1500万/ml 以上
・運動率 40%以上
・前進運動率 32%以上
・生存率 58%以上
・正常形態率 4%以上
検査後、先生から言われた言葉は
『原因は奥さんじゃなくて、旦那さんだわ』
そうだったのか…って感じでした。
私はこの数値よりも少ない結果となりました…
精子量は半分ほど、総精子数や濃度も半分以下。いや、1/3という結果が出されたのです。
そして、自然妊娠が極めて難しいとの結果も合わせて報告されました。
しかし、精子がいないわけではないので、少ない原因と今後の方針を決めなくてはなりません。
そのお話は次回に…